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お知らせ

災害発生時、一般家庭ですぐにやるべきこと

2024年10月17日

こんにちは。今回は、災害が発生した際に一般家庭で最初にやるべきことについてまとめてみました。いつ起こるかわからない災害に備えて、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 身の安全を確保する
  2. 家族の安否を確認する
  3. 火の元と電気を確認する
  4. 情報を収集する
  5. 避難の必要性を判断する
  6. 非常用持ち出し袋を準備する
  7. ライフラインの状況を確認する
  8. 近隣の安全を確認する
  9. 応急処置と救助活動
  10. 長期化に備える
  11. 物資が届くまでの対策
  12. まとめ

それでは、詳しく見ていきましょう。

1. 身の安全を確保する

災害発生時、まず最優先すべきは自分自身の安全確保です。地震の場合、揺れを感じたらすぐに机の下などに身を隠しましょう。頭を保護し、揺れが収まるまで動かないようにします。

屋外にいる場合は、建物や電柱、自動販売機などから離れ、広い場所に移動します。車を運転中なら、ハザードランプをつけてゆっくり減速し、道路の左側に停車しましょう。

2. 家族の安否を確認する

揺れが収まったら、まず家族の無事を確認します。家族が離れ離れの場合に備えて、事前に安否確認の方法を決めておくことが重要です。災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板サービスの使い方を確認し、家族で共有しておきましょう。

3. 火の元と電気を確認する

安全を確認したら、火の元をチェックします。ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落とします。火災が発生している場合は、初期消火に努めますが、危険を感じたら速やかに避難しましょう。

4. 情報を収集する

テレビ、ラジオ、インターネットなどで最新の災害情報を入手します。停電に備えて、携帯ラジオや手回し充電式ラジオを用意しておくと安心です。スマートフォンのバッテリー残量にも注意し、必要に応じて節約モードに切り替えましょう。

5. 避難の必要性を判断する

収集した情報をもとに、避難の必要性を判断します。自治体からの避難指示が出ている場合は速やかに従いましょう。ただし、自宅が安全で居住可能な場合は、「在宅避難」も選択肢の一つです。

6. 非常用持ち出し袋を準備する

避難が必要な場合に備えて、非常用持ち出し袋を用意します。以下のものを含めるとよいでしょう:

  • 飲料水
  • 非常食(カップ麺、缶詰、ビスケットなど)
  • 貴重品(現金、通帳、印鑑、健康保険証など)
  • 救急用品(常備薬、絆創膏、消毒液など)
  • 衣類・下着
  • 懐中電灯・予備電池
  • モバイルバッテリー
  • 携帯ラジオ
  • マスク・除菌シート
  • 使い捨てカイロ
  • 筆記用具

これらを防水性のあるリュックサックなどにまとめて、すぐに持ち出せる場所に保管しておきましょう。

7. ライフラインの状況を確認する

電気、ガス、水道の状況を確認します。停電している場合は、冷蔵庫の中身から順に消費するようにしましょう。水道が止まっている場合は、備蓄している飲料水を大切に使います。トイレの水は、風呂に溜めておいた水や雨水を活用できます。

8. 近隣の安全を確認する

自宅と家族の安全を確認したら、可能であれば近隣の状況も確認しましょう。特に高齢者や障がいのある方、小さな子どものいる家庭には声をかけ、必要に応じて助け合います。

9. 応急処置と救助活動

けが人がいる場合は、応急処置を行います。重傷の場合は救急車を呼びますが、災害時は到着に時間がかかる可能性があります。そのため、基本的な応急処置の知識を事前に身につけておくことが大切です。

また、周囲に救助が必要な人がいる場合は、無理のない範囲で協力しましょう。ただし、二次災害に巻き込まれないよう、自身の安全確保を忘れずに。

10. 長期化に備える

災害の影響が長引く可能性を考慮し、長期化に備えます。食料や飲料水、生活必需品の備蓄を確認し、足りない場合は可能な範囲で補充します。

電気、ガス、水道の復旧には時間がかかる可能性があるため、以下のような備えも有効です:

  • カセットコンロとガスボンベ
  • 携帯トイレ
  • ウェットティッシュ
  • 乾電池
  • 簡易調理器具(使い捨て食器、ラップなど)

また、避難生活が長期化する場合に備えて、以下のような物も用意しておくと便利です:

  • 寝袋や毛布
  • 簡易テント
  • 防寒具
  • 簡易シャワー

11. 物資が届くまでの対策

電気も遮断された場合でも、冷凍庫のドアは開けすぎずに最低限の開閉にしておけば、真空パックの保存食なら3日程度は持ちこたえられる可能性もあります。真空パックで1食分の個別保存ができ、なおかつ湯煎で温められるものを普段から備蓄しておけば、普段通りの食事が3日程度維持できるのでおすすめです。湯煎にする水は特にキレイなものでなくても大丈夫ですので、火を起こして水の確保ができれば食事が可能となります。

防災グッズの画像

救援物資が届くまでの期間の目安は、場所にもよりますが約3日程度と考えておいたほうが良いと思われます。家族や周囲の精神状態も不安定になりがちですので、食べるものが備蓄の乾パンや普段食べ慣れていないものでは、状況が更に悪くなる可能性も否定できません。

また、このような冷凍保存食であれば、賞味期限が切れる前に普段の食事としても活用できますので無駄がありません。定期的に入れ替えて日常生活の中に防災を取り入れてみてください。

防災冷凍保存食はこちらからご覧いただけます

12.まとめ

災害発生時、まず自身と家族の安全確保が最優先です。その上で、状況を冷静に判断し、適切な行動をとることが重要です。日頃からの備えと心構えが、いざという時の適切な対応につながります。

家族で定期的に防災について話し合い、避難場所や連絡方法を確認しておきましょう。また、地域の防災訓練に参加するなど、コミュニティとのつながりを持つことも大切です。

「備えあれば憂いなし」のことわざ通り、事前の準備が災害時の不安を軽減し、適切な行動につながります。この機会に、ご家族で防災について考えてみてはいかがでしょうか。

最後に、災害はいつ起こるかわかりません。この記事を読んだ今日から、少しずつでも防災対策を始めていただければ幸いです。みなさんの安全を心よりお祈りしています。

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